円、一時142円台に下落 能登地震受け円安水準に
【シドニー、シンガポール、ニューヨーク共同】年明け2日の外国為替相場は円安ドル高が進み、一時1ドル=142円台を付けた。能登半島で発生した地震の被害の大きさが明らかになるにつれ、リスク回避で円が売られる展開となった。 ニューヨーク市場の午前8時40分(日本時間午後10時40分)現在は、連休前の昨年12月29日と比べ93銭円安ドル高の1ドル=141円89~99銭。ユーロは1ユーロ=1.0955~65ドル、155円53~63銭だった。 午前はシドニー市場で一時的に140円台後半まで円を買う動きが見られたが、徐々に円安方向に振れた。