「バラダン」コメンテーター、Aマッソ加納の「2世タレントウザい」発言に「いい事務所に入れるってこと自体が…」
画家の中島健太氏が2日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金・後9時)に生出演。お笑いコンビ「Aマッソ」の加納が31日放送のABEMA番組に出演した際、「芸能界にいる9割の2世タレントがウザいじゃないですか。基本的に淘汰されていくべきだなあと思っている」などと発言したことについて、私見を述べた。 この日の番組で加納の発言が取り上げられると「画壇にも2世、3世が多いんですよ、実は」と話し出した中島氏。 「ただ、やっぱり1世を中々、超えないんですよ。1世という自分で切り開いてきたパワーというものに対して、やっぱりお膳立てされてる2世って、お膳立てされてるってことにどれくらい自覚的になれるかっていうのは、まず重要で。芸能人で言えば、当たり前のようにいい事務所に入れるってこと自体がスタートラインとして全然、違うじゃないですか?」と続けると「画家もそうなんですよ。最初からいいギャラリーに取り扱ってもらえるなんてことは僕みたいに地べたから這い上がってきた人間からすると…。いろんな画商とかにダマされて、カネを持ち逃げされて、それでもやめないってヤツがのし上がっていくんですけど」と自身の経験からコメント。 その上で「だから、あまり世襲の多い業界って結局、1世のパワーを塗り替えていかないんで、業界全体がシュリンク(収縮)しちゃう。その一番悪い例が政治だと思ってるんで」と話していた。
報知新聞社