“過大評価”の声も…? 実力より評価が高すぎる選手(5)減額超えダウンは“当然”か
プロ野球の世界では、ドラフトでの指名順位やタイトル受賞歴など、過去の実績が高い評価に繋がることが多い。該当する選手には大きな期待がかけられ、主力としての活躍が当たり前に求められる。しかし、高評価をされながらも、思うような働きができないケースも存在する。ここでは、過大評価との声も多い現役選手を紹介したい。
金子侑司(埼玉西武ライオンズ)
・投打:右投両打 ・身長/体重:179cm/76kg ・生年月日:1990年4月24日 ・経歴:立命館宇治高 – 立命館大 ・ドラフト:2012年ドラフト3位 大型契約を締結するも、期待に応えられなかった金子侑司。かつてのタイトルホルダーも、厳しい立ち位置になっている。 2012年ドラフト3位で埼玉西武ライオンズに入団。ルーキーイヤーから開幕スタメンに抜擢されるなど、多くの出場機会を得た。 2016年には129試合出場、打率.265、53盗塁の活躍で盗塁王を獲得。その後も脚力を武器にチームに貢献し、2019年に2度目の盗塁王(41個)に輝いた。 規定打席の到達は盗塁王を獲得した2016年、19年の2シーズンのみだったが、球団からの評価は高く、同年オフに4年契約を結んだ。 しかし、翌2020年以降は低迷の一途を辿っている。同年は86試合出場で打率.249、14盗塁。さらに2023年は47試合の出場にとどまり、打率.179、1盗塁の成績に。オフには減額制限を超える年俸ダウン提示を受けるなど、正念場を迎えている。
ベースボールチャンネル編集部