セールス電話しか来ない「固定電話」を解約したい!けど光電話の場合はインターネットも解約するしかない?
一人1台携帯電話を持つことが一般的な時代になったことで、固定電話はあるものの、使用する機会はめっきり減ったと感じる方も多いのではないでしょうか。 ただ、インターネット回線と一緒に固定電話を契約している場合は、電話回線を解約することで「インターネットも使えなくなるのでは?」と、不安になる方もいるはずです。 そこで本記事では、光電話の解約について詳しく解説します。
インターネット回線を残して光電話だけ解約できる?
結論からお伝えすると、インターネット回線を残して、光電話のみの解約はできます。 なぜなら、ほとんどの光電話は、光回線サービスのオプションとして提供されているからです。なお、解約金などの違約金はかからないケースがほとんどです。 ただし、契約している会社や契約成立日などによっては解約手数料がかかる場合もあるため、電話会社に事前に確認しておくことをおすすめします。
光電話のみ解約する方法
光電話のみ解約する方法は、電話会社によって異なります。主要な光電話の解約方法を表1にまとめましたので、参考にしてください。 表1
※各社サイトをもとに筆者作成 会社によって、電話・WEB・店舗などのさまざまな解約方法があるため、事前にホームページや電話などで問い合わせて調べておきましょう。
固定電話を解約する際の注意点
固定電話を解約することで、セールス電話を予防できますが、デメリットを感じる場合もあるため、注意しなければなりません。ここからは、固定電話を解約する際の注意点を2点ご紹介します。 ■連絡先の変更が必要になる 固定電話の番号を保険やクレジットカードの登録の際に使用している場合は、連絡先の変更手続きが必要になります。 忘れてしまうと、重要なお知らせが届かなくなってしまうこともあるため、必ず変更しましょう。 また会社の場合は、ホームページに掲載している電話番号の変更なども忘れずに行う必要があります。固定電話を解約する前に、変更すべき箇所をリストアップしておくことをおすすめします。 ■通話料金が高くなる可能性がある 固定電話を解約した後は、携帯電話で連絡する機会が増えるはずです。光電話と携帯電話を比較すると、光電話のほうが通話料金は安いため、光電話を解約することで通話料が高くなってしまう可能性があります。 例えば、一般的な携帯電話の通話料金は22円/30秒ですが、光電話の場合は携帯電話宛てが17.6円/60秒、固定電話宛てであれば8.8円/3分で利用可能な場合があります。 通話する機会が多い方は、事前に通話料金をシミュレーションしたうえで、固定電話を解約すべきかどうかを検討することをおすすめします。