娘の偏差値が下位2%にまで下落!? 競争が激化する令和の中学受験に、親の伴走はどこまで必須なのか
我が家の娘は小学3年生の2月(新小4)から入塾し、小学4年生の5月から急激に偏差値を落とし、6月には算数は偏差値31.8という数値を叩き出してしまいました。偏差値30はその母集団の下位2%です。 【過熱する中学受験】合格した子の親、74%が後悔。「やらなければ良かった」と思うことは? 実はこの頃引っ越しがあり、全く勉強のフォローが出来ていませんでした。娘はまだ通塾と宿題を回すサイクルが確立されておらず「とにかく作業的に解いて終わり」という状態だったので、成績が急降下していったのでした。 本人は言われたことをやっているので「こんなに頑張っているのに全く結果に反映されない」という状態でかなり辛かったと思います。 自分で考えて勉強できるようになって欲しいと思っていた私もさすがに「正しく努力して、着実に学力をつけさせたい」とは思い、改めて学習のフォローを始めました。 途中経過になりますが「競争が激化するイマドキの中学受験生の親のやっていること」一例としてご紹介します。
教材管理
娘の塾は、授業当日にテキストが配布される「復習型」の塾です。テキストはB4サイズで、1日2教科の授業で合計2部~3部が配られます。中には、確認テスト・テストの解答・テキストの解答も含まれ、バラバラにバラした状態で持ち帰ってきます。 確認テストの直し、今回の単元の演習、月例テストのためにそれぞれのパーツをわかりやすく管理して、子どもたちが「どこだっけ?」と教材を探す無駄な時間を過ごさないように工夫しています。 これは、入塾当初から塾の保護者会でも先生から指示されていたことです。 我が家は無印良品のファイルボックスやナカバヤシのファイルボックスを活用して「今週使うもの」を管理しています。
学習計画の立案・日々のタスク設定
娘が通塾している塾では毎月テストがあります。その1ヶ月学習したことの理解度を測るテストで、偏差値や設問ごとの正答率が出ます。 私はこのテスト結果を分析し、この1ヶ月の娘の学習に関して、来月も継続する取り組みは何で、足りないものは何か?どのような演習方法・演習量・演習頻度が適切だろうか?演習の質をより上げる方法はないだろうか?そのために、何をどうしたら良いだろうか?などを毎月考えています。(私の場合は脱サラして教育業界に身を投じたほどの教育マニアなので、半分趣味ではあるのですが…) その結果、塾から指示されていることプラスアルファで計算問題集をやったり、逆に暗記モノは「授業で全部覚えてこようか」と宿題を減らしたりなど、強弱をつけた家庭学習をおこなっています。 ただ難しいのが、親として明らかに正しそうな戦略が見えていても「子どもの納得感がないと、成果が出ない」ということです。 このあたり、企業でマネジメントの仕事をしていた頃のことをよく思い出します。ビジョンの共有・それを達成させるためのなんだか出来そうと思わせるストーリー・具体的に日々積み上げるTodo設定(娘と一緒に考える)、を意識してやっています(笑)