福島県郡山市の安積高陸上競技部創部100年で記念誌 卒業生「桑走会」720人の記録や歴史をつづる
福島県郡山市の安積高陸上競技部の出身者でつくる桑走会は、創部100年の歩みをまとめた記念誌「桑走(そうそう)」を製作した。 1922(大正11)年に創部し、2022(令和4)年に100周年を迎えた記念事業として編集した。日本人初の五輪マラソン選手の金栗四三さんや五輪2大会連続メダルの男子棒高跳び選手の西田修平さんから指導を受けた経緯を紹介。全国高校総体では2人の優勝者を輩出し、世界選手権に出場した増子大祐さんの活躍などを伝えている。 A4判76ページ。約600部作り、卒業生や県中・県南地区の高校陸上競技部などに配る。 24日、山田平四郎会長が同校を訪れ森下陽一郎校長に記念誌を寄贈した。藤川英敏、遠藤義範両副会長、宗像保介幹事長が一緒に訪れた。山田会長は「桑走会720人の記録や歴史をつづった。今後は10年ごとに活躍をまとめたい」と述べ、森下校長は「生徒には過去の積み重ねを意識し、一番を目指してほしい」と語った。
(郡山版)