【七夕賞・厩舎直送】フェーングロッテン実績ある舞台と去勢効果で復活Ｖへ「このまま終わらせるのはもったいない」
［ＧⅢ七夕賞＝２０２４年７月７日（日曜）３歳上、福島競馬場・芝２０００メートル］ ２０２２年のＧⅢラジオＮＩＫＫＥＩ賞の勝ち馬フェーングロッテン（セン５・宮本）は全休日の１日朝、厩舎で落ち着いた表情を見せていた。 久保助手が「体重は前回（４７８キロ）と同じくらい。心肺機能も問題なく、体調はいい時の感じ。（去勢してから）様子は変わりないが、ここにきて気持ちが優しくなってきたかな」と目を細める。 ４走ぶりの掲示板内を確保した前走のＧⅢ小倉大賞典について、「去勢前はレースに参加していないような淡泊な感じだったが、久々に我慢して踏ん張った」と振り返った。 「距離も守備範囲だし、福島は勝っている舞台。この馬の形というのはなく、控えと先行どちらでも行ける」と早くも実戦の見通しを語った一方で、去勢の効果も着実に表れている。「何とか再生したい。このまま終わらせるのはもったいない馬」と福島の地での復活を切望した。
東スポ競馬編集部
