新生エディ・ジャパンの初戦、イングランド代表がメンバーを発表。リポビタンDチャレンジカップ2024
「それにマーカスはFB(フルバック)でもプレーできるので、今回はイングランド代表としての経験値があるマーカスを先発で使う。いずれにせよこのツアーで2人の10番が成長してほしい」と説明した。
ボーズウイックHCは、2015年ワールドカップ時は日本代表のFW(フォワード)コーチとしてエディー・ジョーンズHCを支えた。その日本代表についての印象を聞かれて「エディーは本当にコーチングがうまい。エディーのコーチとしての質の高さは誰もが知っているし、本当に高い評価を受けている。だから、本当にスキルがあり、タレントが豊富で、よくまとまった日本代表を期待している」と話した。
また、個々の選手については「FL(フランカー)リーチ マイケルの経験と、彼がこれまで日本代表にもたらしてきたことは一目瞭然。私が一緒に仕事をしていた頃から10年ほど経つが、今季、東芝ブレイブルーパス東京での彼のプレーやリーダーシップは、ラグビーに対する真摯な姿勢とプロ意識が見て取れる」。
「また、LO(ロック)ワーナー・ディアンズのような身体能力の高い選手もいる。BK(バックス)もSH(スクラムハーフ)齋藤直人、SO(スタンドオフ)松田力也のようなスキルのあるハーフ団を揃えているし、WTB(ウイング)ジョネ・ナイカブラのようなパワフルな選手もいる。本当にタレントが揃ったスコッドだと思う」と評した。
エディー・ジョーンズHCの下でコーチとして指導者のキャリアを始めたボーズウイックHC。「(日本で学んだことは)ゲームに取り組むには、様々なプレースタイルがあり、物事を様々な角度から見ることができるようになった」。
「グループごとに異なるコーチングが必要であり、グループ内の個人ごとに異なるコーチングが必要であるということ。このことは、私のコーチングの経験やキャリアに非常に早くから、そして信じられないほど役に立った。これからコーチの道に入る人には、ぜひ違った環境、文化でのコーチングをお勧めしたい」と答えた。