広島・大瀬良大地、6月度の月間MVP賞受賞 「娘が生まれた月に取ることができてよい記念になる」
広島・大瀬良大地投手(33)が9日、6月度の「大樹生命月間MVP賞」に輝いた。2018年5月、22年3、4月に続く3度目の受賞。球団では今年5月の床田寛樹、小園海斗に続く2カ月連続受賞になった。 マツダスタジアムでの会見では「娘が生まれた月に月間MVPを取ることができてよい記念になります。ここまでは良い意味でみんなの期待を裏切ることができていると思う」と笑った。 第2子となる長女が誕生した6月は4試合に先発し2勝0敗、29回⅓を投げて防御率は0・00だった。同7日のロッテ戦(マツダ)ではプロ野球史上90人目となるノーヒットノーランを達成。一昨年は8勝、昨年は6勝と苦しみ、「このまま落ちていくと思われても仕方のない状況だった。どんな時も自分だけは見返してやろうと信じて、歯を食いしばってやってきた」と感慨深げに振り返った。トロフィーと賞金30万円が贈られ、賞金の使い道と問われると「個人的にはない。娘と息子のために使いたい」とパパの顔に戻った。