若葉竜也、池松壮亮の恋人役で出演 映画『ぼくのお日さま』今秋公開
俳優の若葉竜也が、映画『ぼくのお日さま』(今秋公開)に池松壮亮演じる元フィギュアスケート選手のコーチ・荒川の恋人・五十嵐役で出演していることが明らかになった。 【画像】タクヤ、さくらと荒川(池松壮亮)の後ろ姿 同映画は、大学在学中に制作した長編初監督作『僕はイエス様が嫌い』(2019年)で、史上最年少となる22歳で、第66回サンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を受賞した奥山大史監督の商業映画デビュー作。 雪の降る街を舞台に、吃音をもつホッケー少年のタクヤと、フィギュアスケートを学ぶ少女さくら、そして元フィギュアスケート選手でさくらのコーチ荒川の3人の視点で紡がれる物語。 あわせて解禁となったシーン写真は、荒川と五十嵐が、眠りにつく前の2人を捉えたもの。五十嵐が荒川に向ける優しい眼差しと、たたずまいが2人の関係性を伝える印象的なカットになっている。 狂気的な殺人犯を演じ各界から絶賛された『葛城事件』(16年)、少し頼りないけれど愛すべき青年・青を演じ、スマッシュヒットを記録した主演作『街の上で』(20年)、そして今週22日には主演映画『ペナルティループ』(24年)の公開が控えるほか、4月からスタートするドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(カンテレ・フジテレビ系)にも出演する若葉は、本作について「こぼれ落ちてしまいそうな小さな欠片を拾い集めてこんな傑作を作ってしまう奥山大史監督は天才だと思います。試写を観た僕は、柄にもなく『映画っていいな』なんて思ってしまいました」とコメントを寄せている。 監督の奥山は若葉について「五十嵐という役は、若葉さんに当て書きしました。だからこそ、引き受けてくださると知った時、たまらなくうれしかったです。いざ撮影してつないでみたら、そこには、書きながら想像していたよりもさらに魅力的で説得力のある五十嵐が映し出されていました。どんな役でも、どんな台詞でも、『こういう人いる!』と思わせてしまう若葉さんの魔法の仕掛けがいつか知りたいです」とコメントした。