一体どうすればいい? バイクが錆びた場合の対処法を徹底解説
バイクのサビる場所はあちこちにあり
バイクはさまざまな素材から作られていて、さらに塗装やメッキなどが施されています。理由は、金属が剥き出しになっている部分は錆びてしまうためで、美観だけでなくサビ防止の観点からも、塗装などを施して保護している形。 【画像】バイクに発生する錆びの予防法と対処法を画像で見る(10枚) そんなバイクの使用環境や保管環境は過酷で、雨の日に乗らないようにしたり、屋内で保管できるならダメージは最小限ですが、実際は雨の日にも乗ったり、野ざらしで保管したりと、濡れ放題という人がほとんどでしょう。 そうなると心配なのが「錆び」。新車のときは皆無でも、次第に出てきて、見つけた際は軽いショックを受ける人も多いと思います。
そんなバイクの車体で、錆びが出やすいところはあちこちにあって、いわゆる茶色い錆びが出てくるのは、鉄でできている部分。 具体的にはフロントフォークのメッキ部分やフレームの溶接部分、ネジまわりなどですが、ひどい場合はタンク内部の保護被膜などはない場所でも錆びが発生しやすく、発生してしまうと燃料系にサビの破片が詰まることもあってやっかいです。 また、本来出にくい部分でも、塗装にキズが付いて下地にまでダメージが及んでいると、サビが発生することも。 ちなみにアルミは粉状のシロサビが出ますが、しばらく放置しても機能的には問題ありません。それらは塗装やメッキで表面をカバーすることで錆びが防止されていますが、キズだけでなく、それ自体が劣化すればサビの発生原因である水分が入り込んでしまうので、錆びが出てしまいます。 地球上に空気と水分がある以上、錆びから逃れることはできません。
錆びを見つけたらどうすればいい?
錆びは人間で言うとガンのようなもので、早めの発見と早めの対処が大切です。 そのためにも定期的な外観の点検が大切で、洗車ついでに見ておくのがおススメ。とくにフロントフォークのメッキ部分は点々とサビが出やすく、放置しておくと腐食部分が凸凹となってオイル漏れの原因となってしまい、サスペンションの機能が損なわれるので注意が必要です。