「情熱は尽きない」 新潟・南魚沼市長が3選出馬表明 人口減少など課題に
新潟県南魚沼市の林茂男市長(57)は17日、任期満了に伴う市長選(11月17日告示、同24日投開票)に3選を目指して立候補することを表明した。この日の6月定例会の一般質問で次期市長選への対応を聞かれ、答えた。市長選には、黒岩揺光(ようこう)市議(43)が出馬を表明しており、選挙戦となる見通し。 林氏は「人口減少などの課題に、市長として取り組みたいという情熱は尽きることがない。3期目に挑戦するチャンスをいただき、山積する課題を前に進めていきたい」と語った。 3期目にやりたいことについては「住民の間にさらに入っていき、高齢者の生活や地域医療などの問題を住民と一緒に解決していきたい」と説明した。 林氏は同市出身。旧塩沢町(同市)観光協会長などを経て、平成21年から約7年間、市議を2期務め、28年の市長選で初当選した。 黒岩氏は同市出身。毎日新聞記者、国連職員などを経て、令和3年の市議選で初当選。2年の前回市長選に出馬し、林氏に敗れた。