ダウンベスト、ウールコートetc. 2024秋冬を盛り上げる「ザ・ノース・フェイス」の注目トピックを先取り!
厳しい残暑が続いているが、秋はもうそこまで迫っている。各ブランドも秋冬の新作を次々とリリースしており、ウカウカしている間に完売なんてことも……。 ▶︎すべての写真を見る ということで、各社の意欲作をダイジェストでご紹介。まずは「ザ・ノース・フェイス」の展示会場で発見したこんなアイテムをどうぞ。
リサイクル素材のウールコレクション
ザ・ノース・フェイスの技術力の高さについては、今さら論じるまでもないだろう。しかし、これほどナチュラルな風合いのメルトンコートやニットまでもがハイスペックな作りになっているとは、誰が想像できるだろうか。
実際に袖を通してみると、メルトンコート特有のずっしりとした重さは感じられない。
むしろこのルックスにしてこの軽さはもはや感動的でもある。
回収した衣料を原料にして新たに作り出したリサイクルウールに、軽量なポリプロピレンを混紡したオリジナルのメルトンウールを採用。
しっかりとした肉厚感を残しながらも、軽量化に成功している。裏地に「GORE-TEX WINDSTOPPER 2L」を使用し、防風性を強化している点も見逃せない。
肩が落ちたゆったりフィットはリラックス感を生み、厚手のインナーもすっきり着ることができる。それでいてリサイクル素材で作られているというのもうれしいポイントだ。
新たなスノーカテゴリーの登場で冬がもっと待ち遠しくなる
次なるキーワードは、“LAYBACK(レイバック)”。 スノーボード、スケートボード、サーフィンにおけるトリックのひとつで、板を横向きにスライドさせながら、体を大胆に後ろへ荷重移動することをいう。特にターンの際に柔軟性とバランスが求められ、スピード感とダイナミックなスタイルを強調する。
その名を冠した新たなスノーウェアコレクションが、今季よりスタートする。 既存のスノーカテゴリーでは、頂上コレクションとして「サミット スノーコレクション」がある。いわば、極地でのスキー&スノーボードをフォローするハイスペックなコレクションだ。 一方、新しい「レイバックコレクション」は、「サミット スノーコレクション」と「ライフスタイルコレクション」のちょうど中間のような位置付け。“そのときの気分、天候、波や雪の状況に合わせて好きに遊べばいい”というコンセプトのもと、多彩なシーンで着られるフリースタイルスノーウェアを提案する。