高額売却に成功! Jリーグ、移籍金差額ランキング2位。驚き!? 在籍半年で売却額5億…。恐ろしい点取り屋
2024明治安田J1リーグが2月23日に開幕する。過去31シーズンで、どのクラブも様々な選手を獲得・放出してきた。その中で、移籍金で多くのプラスをもたらしたのはどの取引なのか。今回は、獲得時と放出時の差額のトップ10を順位ごとに紹介する。※各データは『transfermarkt』を参照、金額が並んだ場合はサイトに準拠。
2位:ダヴィ(名古屋グランパス) 加入時の移籍金:230万ユーロ(約3億2200万円) 放出時の移籍金:570万ユーロ(約7億9800万円) 利益:340万ユーロ(約4億7600万円) ブラジル人のダヴィはJリーグ複数クラブで活躍した助っ人で、名古屋グランパスには移籍金でも大きく貢献した。 ダヴィは2007年にブラジルのヴィトーリアから北海道コンサドーレ札幌に加入した。1年目からJ2で17得点を挙げて昇格の原動力になると、2008シーズンはJ1で16得点を記録している。下位に低迷したチームで存在感を放ち、2009年に230万ユーロ(約3億2200万円)の移籍金で名古屋に加入した。 名古屋では開幕戦の大分トリニータ戦で2得点と見事なスタートを切って、すぐにエースに君臨し、第17節までにリーグ得点ランクトップの10得点を記録している。すると、夏にカタールのウム・サラルが違約金の満額とされる額を支払ったことで、引き抜かれることになった。結局ダヴィはこのシーズンのチームトップスコアラーで、名古屋にとって戦力的には痛手だったものの、在籍半年で340万ユーロ(約4億7600万円)の利益を生んでいる。 2011年にヴァンフォーレ甲府で日本復帰を果たしたダヴィは、抜群の決定力で2012シーズンはJ2得点王になった。2013シーズンからは2年連続で鹿島アントラーズで2桁得点を達成するなどしている。
フットボールチャンネル