《共産党宣伝カー衝突事故》運転手は「85歳のベテラン党員」だった…「自民党を倒す前にあんたが倒れてどうすんだ」近隣住民が語る衝撃の現場
事故を起こした男性は「不注意だった」と反省
一連の騒動に対し、日本共産党の宣伝カーを運転していた男性が所属する、板橋地区委員会はどう考えているのか。同委員長の佐々木健市氏(64歳)は、「今回の事故で多くの方に迷惑をかけてしまい大変に申し訳なく思っております」と謝罪し、こう続ける。 「当日の状況としては報道されている通りですが、当然のことながら、周囲を見渡して安全を確認してから踏切内に入るのが交通マナーになります。ところが、本人もまさか前方の車両が詰まるとは思ってなかったようで、『不注意だった』と反省しています。また、車の後方部分に遮断機が引っかかった後は、なかなか外せずに気が動転してしまったようで、踏切にある『非常ボタン』も押せなかったと話していました」 事故の翌日、同委員会にはクレームの電話が殺到。東武東上線の乗客と思わしき人物からは「その時のタクシー代を出せ」と要求されたというが、今後の対応についてはこう語る。 「同委員会がタクシー代を支払うことは対応しかねますし、事故を起こした本人に対する、東武東上線からの損害賠償金についても今のところは未定です。ただ、実際にこうして色々な方に迷惑をかけましたし、本人も今後はできるだけ宣伝カーの運転は控えると話してたので、そのように対応するつもりです」(同上) 後編『「格差と貧困をなくすために自民党政治を終わらせたい」…共産党宣伝カーで電車と衝突した「85歳のベテラン党員」が、生涯をかけて叶えたかった「願い」』では、この男性の素顔について詳報する。
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