千葉工大で文化祭「津田沼祭」 屋台やライブよさこい引退演舞も
千葉工業大学(習志野市津田沼2)で11月23日~25日の3日間、文化祭「津田沼祭」が開催された。(習志野経済新聞) 【写真】23日に強風のため、屋内でコーヒーをいれる「でざいん群えむに村二番地」の久保さん 75回目のテーマは「開花」。23日が強風のため屋外の模擬店の出店が中止になり、一部が屋内で出店するなど変更もあったが、24日・25日は予定通り屋外でも出店。焼きそば、混ぜそば、やき鳥、チョコバナナなどの定番から、もち粉をワッフルの形で焼いた長尾研究室の「もっふる」、じゃんけんで勝つとギョーザが増えたり、10個のギョーザを一番早く食べることができたら無料になったりするなどのユニークな料理や企画もあった。日本酒やビールなどの酒類も提供。 23日は屋内、24日・25日は屋外で出店した「でざいん群えむに村二番地」はハンドドリップでコーヒーを提供。コーヒーをいれていた久保好志さんが同大近くの好きな店から選んだという「ブラウンサウンドコーヒー」「珈琲(コーヒー)豆のおおつか」「ハッチコーヒーロースタリー」の豆から客に好きなものを選んでもらい提供した。 特設ステージや広場では音楽やダンスなどのパフォーマンスを披露。24日は、シンガー・ソングライター井上苑子さんのライブや「四千頭身」「すゑひろがりず」のお笑いステージのパフォーマンスが披露された。 同大サークル「よさこいソーラン風神部」は23日・24日、広場で演目を披露。文化祭で引退する19代目(3年)の6人による演舞が始まると歓声が起こり、19代目が作詞・作曲した「奏向(かなた)」でメンバー全員が参加し音楽に合わせて舞い踊ると、観客は手拍子で参加したり、一緒に踊り出したりする人もいた。同部代表でこの日で引退した飯倉菜那さんは「ほかの代より人数が少ないことや、ほかの環境のデメリットをメリットに、マイナスをプラスに変えて前向きにできたのが19代目。このメンバーでできて最高だった。私たちは今日で引退するが、これからも風神は皆さまに笑顔と感動を届けることを約束する。これからもよさこいソーラン風神の応援よろしくお願いします」とサークル活動を振りつつ後輩への応援を呼びかけた。
みんなの経済新聞ネットワーク