【なんで?】トロピカーナ出荷停止は「プッチンプリン」と同じ理由!! グリコシステム障害で「しばらく買えないの?」(追記)
江崎グリコが、基幹システムに発生したシステム障害の影響で 「プッチンプリン」や「カフェオーレ」など17ブランドの出荷を停止したが、なんとこの影響でキリンビバレッジのトロピカーナ紙パック商品などの出荷が停止されたという。これはどういうことなのだろうか? 【画像ギャラリー】トロピカーナのパッケージ写真
「トロピカーナ100%まるごと果実感シリーズ」などの紙パック商品の受発注および出荷業務が停止
先日の江崎グリコのトラブルでは、2024年4月3日(水)に基幹システムを切り替えた際にシステム障害が発生。一部の受発注及び出荷業務に影響が出ているという発表が4月5日以降に数回あった。そして乳製品・洋生菓子・果汁・清涼飲料などの「チルド食品」(冷蔵品)について、19日に出荷が停止された。 キリンビバレッジは、4月24日にトロピカーナ紙パック商品などの出荷停止を発表した。その理由は、同社の販売するチルド商品(紙容器商品などの冷蔵品)は、一部を除き、江崎グリコ社に販売業務を委託しているためだった。江崎グリコの基幹システムの障害の影響を受けたのだ。 そのため「トロピカーナ100%まるごと果実感シリーズ」「トロピカーナエッセンシャルズシリーズ」「無添加野菜シリーズ」などの紙パック商品が出荷停止になってしまっている。 「江崎グリコ株式会社のシステムが復旧し次第、当該商品の配送を再開いたします。時期につきましては、お客様のお手元にお届けできるめどが付いた段階で、改めてWebサイトにてご案内します」とのことだが、江崎グリコは5月中旬の復旧を目指すとしており、こちらも同じ時期になりそうだ。
スーパーやコンビニの様子は?
発表は4月24日だったが、実際の出荷停止はおそらくグリコと同じタイミングだと思われる。翌25日に近所のコンビニなどを見て回ったが、トロピカーナ製品を見つけることはできなかった。一方スーパーなどでは、いくつか在庫している店舗があった。 一番見かけたのは、「トロピカーナ100% 250ml・紙パック」の各フレーバーだ。こちらの商品は賞味期限が2024年11月までと長く、在庫が多いのかもしれない。 「トロピカーナ100%まるごと果実感:900ml・紙パック」も何本か在庫があったが、こちらは賞味期限が4月29日前後で、間もなく姿を消しそうだ。 ライバル製品が多いだけに選択肢は多そうで、各商店はこれまであまり見かけなかったブランドの商品を並べたりして対応しているようだ、