【韓国ドラマ】「わが心の女優ランキング!素敵なベスト5人」ペ・スジやチェ・ジウの上を行く1位となった好感度バツグンの女性は?
韓流ブームの20年余りの歴史のなかで、筆者の個人的な観点で言えば、「ドラマの華」はヒロインの美しさとひたむきさだと感じている。その両方を兼ね備えた女優に今までとても感情移入してきた。やはり好きな女優が出ているドラマは自分にとっても別格。そんな観点から、「わが心の女優ランキング」を選んでみよう。 ■【画像】天才女優キム・テリのひたむきな演技に感動必至!最新主演作『ジョンニョン:スター誕生』撮影オフショット
■韓国ドラマ「わが心の女優」ベスト5!
■わが心の女優ランキング5位/ユ・ホジョン 『青春の罠』(1999年)では金持ちでわがままな娘を派手に演じていて好感を持てなかった。しかし、『ローズマリー』(2003年)では大病を患って夫を気遣う妻をけなげに演じて、一気に心をつかまれた。 さらに、映画『サニー 永遠の仲間たち」(2011年)での情緒が深い役もすごく良かった。見る度に胸がキュンとなる女優だ。 ■わが心の女優ランキング4位/キム・テリ 『二十五、二十一』(2022年)で天性の素質を存分に見せてくれたが、2024年も『ジョンニョン:スター誕生』で抜群の演技力を発揮している。もはや天才女優としての資質を疑う余地もない。まさに、演技をするために生まれてきたような人なのだ。 演じる役の感情表現をこれほど「ありのまま」に見せてくれる女優は今まであまりいなかった。そういう意味で、稀有な存在だ。 ●配信情報 『ジョンニョン:スター誕生』ディズニープラス スターにて独占配信中 [2024年/全12話]監督:チョン・ジイン『赤い袖先』 脚本:チェ・ヒョビ 『いつかの君に』 出演:キム・テリ『二十五、二十一』『悪鬼』、シン・イェウン『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』『代理リベンジ』、ラ・ミラン『良くも、悪くも、だって母親』、チョン・ウンチェ『ザ・キング: 永遠の君主』、キム・ユネ『終末のフール』 (C)2024 STUDIO DRAGON CORPORATION & CJ ENM Co., Ltd.
■わが心の女優ランキング3位/チェ・ジウ 『冬のソナタ』(2002年)で演じたユジンは理想の女性像だった。冬はそれまで苦手な季節だったが、その嫌悪感がなくなった。チェ・ジウの「雪のような透明感」のおかげだったかもしれない。 2004年3月に来日した彼女がNHKで記者会見をしたが、登場した際に記者たちがドッと歓声をあげた瞬間が劇的だった。長身の美しい姿は別世界の威厳に満ちていた。 ■わが心の女優ランキング2位/ペ・スジ 『ドリームハイ』(2011年)では、演技とはいえ「勝気な性格」が前面に出すぎていた。しかし、映画『建築学概論」(2012年)のときはもうイメージを一変させていた。初恋を感じさせる存在感は未熟ながらも、若さが持つ瑞々しさの象徴でもあった。 以後、年齢とともに美しさが際立っていった。『スタートアップ:夢の扉』(2020年)では企業を立ち上げていくキャリアウーマンを演じて、颯爽としたふるまいも見事だった。 ■わが心の女優ランキング1位/ハン・ヒョジュ 『春のワルツ』(2006年)で新人女優から主役女優に抜擢されたが、当初は普通すぎる10代の女性だった。ところが、回が進むごとに感情表現が豊かになって、後半では惚れ惚れするような「ひたむきさ」が出て、心から応援したくなった。その後の作品もずっと注目して見ていた。 2011年3月、『トンイ』のキャンペーンでNHKに来たときに立ち話をした。「韓国の新聞で豚足が好きだと知りましたが、今でもよく食べますか」と尋ねると、ハン・ヒョジュは嬉しそうな表情を見せて、「よく食べます。撮影で疲れたときには、どうしても肉が食べたくなるんですよ」と答えてくれた。 さらに、「『春のワルツ』のユン・ソクホ監督が新作ドラマを撮るそうですが、出演依頼が来ましたか」と聞いてみると、彼女は「まだありません。こちらから連絡したほうがいいですかね」と笑顔で答えていた。天真爛漫なハン・ヒョジュと間近で話ができて、忘れられない感激だった。 2023年の世界的大ヒット作『ムービング』では、30代半ばで男子高校生の母親を演じていて、新しい彼女の魅力が発見できた。 ●配信情報 『ムービング』ディズニープラス スターにて独占配信中(C)2023 Disney and its related entities [2023年/全20話]演出:パク・インジェ、パク・ユンソ『キングダム2』 脚本:Kang Full(カンフル) 出演:リュ・スンリョン、ハン・ヒョジュ、チョ・インソン、イ・ジョンハ、コ・ユンジョン、キム・ドフン (C)2023 Disney and its related entities
康熙奉(カン・ヒボン)