車いすと市民ランナーが高原都市駆け抜ける 岡山・吉備中央でふれあいロードレース
第36回岡山吉備高原車いすふれあいロードレース(大会組織委主催、山陽新聞社共催、岡山陸上競技協会主管)は13日、岡山県吉備中央町で行われ、県内外の1218人が秋晴れの吉備高原都市を駆け抜けた。 ハーフマラソン、10キロ、3キロの3種目に車いす40人、一般1178人が出場。最大高低差約70メートルの起伏に富んだ日本陸上競技連盟公認コースを舞台に、パリ・パラリンピックで活躍した日本代表ら国内のトップアスリートらが熱戦を繰り広げた。市民ランナーも自己記録の更新などを目指して力走した。 沿道では地元住民やボランティアが声援を送り、選手たちを後押しした。大会の発展に尽力された故三笠宮寛仁さまの長女彬子さまも観戦された。 1988年に始まった大会は、車いすと一般の選手が同じコースを走るレースで国内の草分け的な存在として知られる。