【インタビュー】バルサ出身のパルマの23歳ファンタジスタが語る…「リスクが好き。選手にとって恐れは最悪」恩師グアルディオラや「見た目が似ている」OBにも言及 | セリエA
【欧州・海外サッカー ニュース】パルマの23歳のファンタジスタ、MFアドリアン・ベルナベが、『DAZN(ダゾーン)イタリア』の特番で語ってくれた。 【動画】GK鈴木彩艶が至近距離で止めた!
バルセロナのカンテラ出身で、マンチェスター・シティの下部組織を経て、2021年7月にパルマに加入したスペイン人MFのアドリアン・ベルナベ。ファビオ・ペッキア指揮下で10番を背負い、今シーズンからは日本代表GK鈴木彩艶の同僚となった23歳が『ダゾーン・イタリア』の「My Skills」に登場し、元スイス代表MFのヴァロン・ベラーミ氏のインタビューで語ってくれた。 ベルナベは、2018年から2021年まで過ごしたマンチェスター・シティでのジョゼップ・グアルディオラとの思い出を明かした。 「グアルディオラは僕にとって重要な存在だった。彼と一緒に2年間を過ごし、多くのことを教えてもらった。練習では、毎回、何か新しいことを学ぶことができたよ。グアルディオラにとって、一番重要なのがポジションだった」 「ピッチでどのようにポジションを取り、ボールを受ける時に、どのように体を使うとかね。シティでは、2カ月前までテレビで見ていた選手たちと、突然、一緒に練習するようになったのだから、最高に素晴らしかったよ」 パルマへ加入して4年目のシーズンに突入したベルナベ。23歳MFは、クラブ愛を語りつつ、OBの元イタリア代表FWジャンフランコ・ゾラ氏を意識していることを明かした。 「パルマとパルマの街は、僕の人生において非常に重要だ。クラブも街も僕を快く受け入れてくれて、困難の時も常に寄り添ってくれた。クラブの偉大な歴史の中で、僕が常に注目してきたのはゾラだ。僕は見た目が彼に似ているとも言われているんだ。生であまり見ることができなかったが、YouTube(ユーチューブ)動画を見るのが大好きなので、彼がここやチェルシーで成し遂げたことは知っている」
恐れは最悪、リスクが好き
ペッキア指揮下でボランチを担う10番のベルナベは、自身のプレーについて語り、恐れを抱くことなく、楽しんでプレーすることの重要性を強調した。 「ペッキアは、僕に低めのポジションでプレーすることを求めているが、ビルドアップに関われるので気に入っているよ。フィジカルや守備面で成長しなければならないことも意味するけどね。僕はリスクを負ったり、プレッシャーを感じたりするのが好きなんだ。だから時々、ファンや監督を慌てさせてしまうかもしれないと分かっていて、プレーする時がある」 「とにかくリスクが好きなんだ。そのおかげでここまでやって来たのだから、僕はこの特徴を失ってはならないんだ。サッカー選手にとって、恐れを抱くことは最悪なことだと思っている。楽しむべきなんだよ」 またバルセロナ出身の若き逸材は、元バルセロナMFアンドレアス・イニエスタ氏にも言及。「僕のお気に入りのドリブルのプレーは、イニエスタのラ・クロケタだよ。あまり派手なプレーではないが、非常に効果的だ」と力説した。 試合情報 パルマ vs ジェノア 試合時間:2024年11月5日(火)日本時間2:30 会場:スタディオ・エンニオ・タルディーニ