【NFL】コマンダース時代より「良い環境」にいるとベアーズDEスウェット
シカゴ・ベアーズが最後に勝ち越したのは随分前の話であり、実のところ、2018年シーズンが最後だ。ディフェンシブエンド(DE)モンテス・スウェットはベアーズの苦境にはあまり関与していないが、何シーズンにもわたって負け越しが続くことの弊害については確実に理解している。スウェットが在籍していた4シーズン以上の期間におけるワシントン・コマンダースの戦績は、28勝45敗1分だった。
負け越していること自体が悪影響を及ぼすこともあるが、多くの人が上昇傾向にあると信じているベアーズで、自分が適切な環境にいるとスウェットは信じている。
『Chicago Sun-Times(シカゴ・サンタイムズ)』のジェイソン・リーザーによると、スウェットは「それは有害できつい負担だ。単純に負け続けて、まわりの人が負けても構わないと思っているような状態はね。それが自分にも影響を及ぼすときがある。ハングリー精神を持ち続けて、勝ちたいという願望を自覚しないといけない」と語ったという。
コマンダースが新体制に移行した2023年、スウェットはトレード期限の直前にベアーズに移籍。スウェットは過去に“落胆した”と認めていたが、最終的には“有難いこと”だったと話している。
ベアーズで過ごす2年目のシーズンに期待がかかる中、そのように感じているスウェットは、初めてプロボウルに選出された昨季と同じようなパフォーマンスを発揮することを目指す中で、さらにその確信を深めているようだ。
昨季にベアーズの一員として9試合に出場し、6回のサックを記録したスウェットは「俺は間違いなく、自分にとってより良い環境に移ることができた」とコメント。
「初めてプロボウルに選出されるとか、2ケタのサックを記録するとか、そういうことを達成したシーズンになった。ずっと求めていたのにワシントンでは得られなかった称賛を受けることができた。間違いなく、自分にとって良い結果になったと言える」