2日続けて「何でもやります」と直訴 巨人・モンテスがレフトで出場 阿部監督「守りも攻撃も確実にパターンは増えました」
◇プロ野球セ・リーグ 阪神8-5巨人(13日、東京ドーム) 5回からレフトの守備についた巨人のモンテス選手。ヘルナンデス選手がケガで抜けて、「何でもやります」と阿部慎之助監督に直訴したことはすでに報じられていますが、この日の試合前に改めて首脳陣に「何でもやります」と伝えたそうです。 【動画】8月13日の巨人戦ハイライトはこちら 6回には初の守備機会。阪神の前川右京選手の飛球を後ろに走りながらのキャッチすると、ベンチからは声援が。阿部監督も帽子をとって、「グッジョブ」とモンテス選手に合図しました。 「チームが勝てればもっとよかったけど」と試合後に取材に応じたモンテス選手。レフトで初めて出場したことについては「いい感じだったと思う」とすると、「どこのポジションでも使ってもらえるくらい阿部監督の信頼を築けるといいなと思います」と意気込みました。 亀井善行外野守備コーチは「打撃力があるから使いたくなるだろうし、サポートします」としました。また、モンテス選手が所属していた3Aのチームの本拠地の標高が高かったことに言及。「(打球が」難しいところでやってたし、慣れだと思います)と語りました。 モンテス選手が所属していたロッキーズ傘下の3A「アルバカーキ・アイソトープス」はニューメキシコ州に本拠地を置いています。メジャーリーグでも標高が高く、打球がよく飛ぶとして知られるロッキーズの本拠地クアーズ・フィールド(標高約1600m)とそれほど変わらない標高1555mに位置しています。 これからの厳しくなるペナントレースに向け、「守りも攻撃も確実にパターンは増えました」と阿部監督もうなずいていました。