大阪・関西万博 国際参加者会議 奈良県主催レセプションで参加国と交流
大阪・関西万博に向けて開かれた国際会議にあわせ、奈良県が主催するレセプションが26日、奈良市内で開かれました。 レセプションには山下知事や県の関係者らのほか、参加を表明しているおよそ160の国や地域、国際機関が出席しました。 はじめに山下知事は「関西エリアが世界的に大きな注目を集める機会になる。県も万博の盛り上げに貢献していきます」と挨拶。そのあと、かけ声とともに鏡開きが行われました。 レセプションは、2025年開催される大阪・関西万博に向けた国際会議に合わせて行われ、県が参加国などをもてなそうと開かれました。会場には、柿の葉寿司や三輪素麺など奈良県産の食材や特産品などが並び、出席者は奈良や日本の魅力に触れながら大阪・関西万博に向けて交流を深めていました。 また、日本国際博覧会協会の石毛博行事務総長らが会見を開き、2日間にわたって開かれた国際会議をふりかえりました。 日本国際博覧会協会 石毛博行 事務総長 「今回約160の国々・機関が奈良に集まって、万博を何としても成功させるという熱気が感じられました。日本の歴史ある古都で、万博に向けた国際会合を世界各国から多くの参加者を得て開催できたことは、万博は日本の国家イベントとの認識を再認識していただける良い機会になったと思っています」 現在、準備の焦点は建設から運営に移行しているといい、開催まで300日を切っている大阪・関西万博開催に向けて関係者らと密に連携をとりながら準備を進めていくということです。