真心を伝えたくて…年賀はがきに列 福島中央郵便局、全国一斉販売
2025年用年賀はがきの販売が1日、全国一斉に始まった。福島市の福島中央郵便局では午前9時の販売開始に合わせて、来年の干支(えと)の「巳(み)」にちなんだ蛇をあしらったはがきを買い求める人が列を作った。 発行枚数は10億7千万枚で前年比約26%減。無地やイラスト付きなどから選ぶことができる。今年は来年4月に開幕する大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」の絵柄入りはがきを取り扱う。県北地方の郵便局に限り、桑折町の献上桃をPRする広告付き年賀はがきを5万枚限定で販売する。年賀はがきは63円から22円値上げされて85円となっている。 大阪や長崎で暮らす友人に送るために10枚購入した福島市の自営業石川正昭さん(68)は「『2025年もよろしく』との思いを込めたい」と話した。配達の受け付けは12月15日から始まり、同25日までに出せば元日に届く。
福島民友新聞