「最高の選手を獲得できれば満足だ」ジャッジが“ソト残留”を熱望 自身の年棒上回る可能性も「まったく気にしていない」
MLBの今季MVPが決定し、ナ・リーグはドジャースの大谷翔平が2年連続3度目の受賞を果たした。一方、ア・リーグはヤンキースのアーロン・ジャッジが受賞。2年ぶり2度目の受賞で、今季は58本塁打、144打点とリーグ2冠に輝く活躍を見せた。 【動画】打った瞬間の確信弾! ジャッジに生まれた待望のワールドシリーズ第1号 そんなジャッジが、FAとなり去就が注目されているファン・ソトについて、電話での受賞会見で語っている。 米メディア『New York Post』は、ジャッジのコメントを掲載。ソトについてジャッジは「シーズン中ずっと彼と話していた。彼は我々が彼に対してどう思っているか知っている。一番大事なのは彼に自分のやりたいことをやらせて、彼と彼の家族にとって正しい決断を下させることだ」と話したという。 今オフ、ソトは総額7億ドル前後で「野手最高額」を更新すると予想されている。その上で、ソトが自身より多くの給料を受け取っても気にしないかどうか尋ねられたジャッジは「正直に言うと、それは私のお金じゃないからまったく気にしていない。最高の選手を獲得できれば満足だ。誰が一番給料をもらうかなんて、考えたこともない。最高の選手を獲得するためなら構わないよ」と発言した。 また、ジャンカルロ・スタントンを例に「(スタントンは)マイアミで大型契約を結んだけど、ここに来てからは最高給取りであることなど気にしていなかった」とも話したという。 スタントンが2014年にヤンキースと13年総額3億2500万ドルの大型契約をしたことを例に出し、ジャッジは26歳のソトが自分の年俸より上回っても構わないと口にした。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]