奈緒、グリーンヘア“激変”の『東京サラダボウル』が大好評「持ち味発揮」識者が指摘
1月7日にスタートしたドラマ『東京サラダボウル』(NHK)が好評だ。 人気漫画『クロサギ』の作者、黒丸氏による同名原作を実写化したドラマで、国際捜査警察官・鴻田麻里を演じる奈緒と、警視庁の中国語通訳人・有木野了を演じる松田龍平のダブル主演である。 【画像あり】奈緒、緑×赤の鮮やかファッション 「髪の毛をミドリ色に染め、“レタス頭”と呼ばれている鴻田は、誰にでも臆することなくグイグイと迫っていくイケイケ警察官。ちなみにレタス頭はカツラではなく地毛を染めたそうです。一方の有木野は、他人と接することが苦手。孤独が好きなタイプで、犯罪者を見る目も冷ややか。性格が正反対のふたりがコンビを組んでさまざまな捜査に挑み、解決していく内容です。 しかし、単なる刑事ドラマではありません。舞台が新宿ということもあり、日本に住む多国籍の人々が抱える問題や受けている偏見、差別などもクローズアップしています」(芸能担当記者) 作品の随所に出てくるのが「本当に、こんな食べ物があるの?」と思ってしまう「食」の数々だ。ドラマでは「サソリの串焼き」「カエルの唐揚げ」「豚の脳みそ炒め」「牛のペニスのカレー煮込み」「アヒルの血」などが登場する。 この料理が実在するかは不明だが、作品の強烈なアイコンになっていることは間違いない。 Xでは《このドラマ無茶苦茶面白い 毎週観るわ》《ここ2.3年のドラマで 一番おもろいな》《東京サラダボウルおもしろい VIVANT以来にドラマみたわ》など今後に期待するポストが目立つ。コラムニストの吉田潮さんも「今期のドラマでは、今のところ上位です」と推している。 「犯人を挙げるという、これまでの熱血刑事ドラマの“定番”から、『通訳センター』という行政職員にスポットを当て、日本で普通に暮らしている海外の方たちの生活に寄り添っているところが出色です。キャスティングもいいです。このところベタなラブコメへの出演が多かった奈緒さんですが、本来の持ち味は、今回のような少しインテリの役で発揮されると思うんです。 その走りすぎる奈緒さんを、いろいろとワケありの松田龍平さんが持ち前の『温度の低い演技』で牽制する。このさじ加減がこのドラマの妙です。 ほかにもスリランカの公用語『シンハラ語』を通訳するイモトアヤコさん、奈緒さんのバディの三上博史さん、そしてお笑い芸人の方々や中国で活躍する本格俳優さんたちも出演していますから『さすが、NHKだな』と感服しました」 個性派が集う“ボウル”の中でそれぞれがどんな演技を見せてくれるのか。今後が楽しみだ。