なぜそんなに感動する!? SNSの反響から読み解く「ブルー きみは大丈夫」の魅力
豪華声優陣にも注目!全世代がそれぞれの視点で楽しめる感動作
そのイフたちを演じる声優陣に関する声も多い。 『イフたちがとにかく豪華キャストでびっくり!誰の声か考えるだけでわくわくした』『声優さんの名前見て、めちゃくちゃ娘と盛り上がりました』『声優陣豪華すぎた笑』という書き込みもある通り、イフを演じているのは、字幕版、吹替版共に超豪華。字幕版では、スティーブ・カレル、ジョージ・クルーニー、マット・デイモン、ルイス・ゴセット・Jr、ブレイク・ライヴリー、エミリー・ブラント、ブラッドリー・クーパー、など。吹替版ではイフ以外も含めると、宮田俊哉、稲垣来泉、三森すずこ、浪川大輔、大塚明夫、神谷浩史、小山力也、島﨑信長、下野紘、津田健次郎、早見沙織、森川智之など。字幕版と吹替え版のどちらを観るか迷ってしまうほど素晴らしい“演技”を見せてくれる。 また、主な出演者は、ビー役に来日時の舞台挨拶でも大歓声を集めていたケイリー・フレミング(『ウォーキング・デッド』シリーズのジュディス役、『スター・ウォーズ』シリーズの子供の頃のレイ役)、ビーの隣人のカル役にライアン・レイノルズなど。そして、ビーのお父さん役のジョン・クラシンスキーが監督・脚本も兼任。実は「クワイエット・プレイス」シリーズと同じ監督なのだが、全く異なるハートウォーミング作品に仕上げている。
さらに、様々な感動の声もあがっている。『想定以上に連れと二人で号泣。ぜひ大人にこそ観てほしい』『(一緒に鑑賞した中学生の娘が)「良かった…」と噛み締めるように呟き暫く席を立たなかった。思春期ならではの感じるものがあったよう』『大人も子供も救われるお話でした』『親子で楽しめる映画に出会わせてもらえて感謝』『友達と観て、家族ともう一度観たい映画でした』『きっと観る度に感じ方が違う気がする。心が温かくなるひと時に感謝』『(観終わって)一晩たっても余韻がすごい』など、熱のこもった感動の声が溢れている。 その反響からも、キュートで楽しいイフとの交流を通して、子供の成長を描くポジティブなメッセージに溢れた、子供から大人まで全世代がそれぞれの視点で楽しめる映画なのがわかるだろう。また、娘と父の等身大の家族の物語でもあり、ファンタジックな描写も多いが、リアルな日常がベースとなった物語でもある。多面的な魅力を持つエモさに溢れた映画で、ファミリームービーとしても、デートムービーとしても、誰にもお薦めできる感動作だ。