ネットいじめ体験を新作に…美少女ストリーマーADV『I Hate My Waifu Streamer』開発背景を告白。デモ版は75%完成済
同氏は、アンチによる行動、キャンセルカルチャー現象、ストーキング、個人情報の晒し、そして自身の個人的なネットいじめを観察し、人々がいかにネットいじめを楽しんでいるかに気づき、「これらの行動には一貫したパターンがあり、真実はセンセーショナルな見出しによってしばしば曖昧にされ、無数の不特定の人々がコミュニティの一員になるためだけに参加している」と指摘。そして「□プレイヤーがそうしたいと選んだのなら□匿名で他人の人生に毒を盛り、こっそり秘めた欲望を満たせるゲームのアイディアに至った」として、『I Hate My Waifu Streamer』を紹介しました。
なお、本作はストリーマーの「Mio」のサブスクライバーとして、コメントや質問をしたり、ギフト・スパチャを送ったりするゲームですが、マルチエンドを実装しているほか、ダークウェブを利用する要素もあるとのことです。
また、Orizori氏は最後に、「自身が直面したネットいじめを、実生活で経験する人をできるだけ少なくしたい」として、「現実の人々に怒りをぶつけるより、ゲームの中で怒りを表現して欲しい」とコメント。「自分の経験を何か有意義なものに変え、ネットいじめやオンライン上での行動について、会話を盛り上げること」が目標であり、「現実の人に対するネットいじめは支持していない」と注記しています。
『I Hate My Waifu Streamer』のゲームページはSteam/itch.ioにて公開中。詳しいリリース日は不明ですが、2024年11月14日時点でデモ版が75%完成していることが明かされています。
Game*Spark ケシノ
【関連記事】
- ゲーム内スキンが子供の“アイデンティティ”に…?いじめや疎外感の原因となる可能性も…ノルウェーの研究者が子供を取り巻く環境に警鐘
- 『SILENT HILL』シリーズ最新作6日間で100万ダウンロード突破!現代の社会問題をテーマとした作品が無料で配信中
- ネクソンの申し立ては「反競争的ないじめ」―『Dark and Darker』開発元の代理人務める弁護士がValveに書簡送付
- 努力や興業はしたたかに、暗部は見せないのがアイドル稼業。これが海外産アイドル事務所経営シミュレーション『Idol Manager』【爆レポ】
- HD-2D版『ドラゴンクエストIII』ではバシルーラを使われても走って戻ってくる!?時代に合わせた難易度調整の一環か