元日本代表SH田中史朗、今季限りでの現役引退を表明「最高に幸せな時間でした」
ラグビーの元日本代表で2019年大会などW杯3大会に出場したSH田中史朗(ふみあき、39)=東葛=が24日、東京都内で会見し、今季のリーグワンを最後に現役を引退すると表明した。「17年間という長い現役生活でしたが、最高に幸せな時間でした。この小さな体(166センチ、75キロ)でここまでプレーできたこと、日本代表としてW杯に出て新しい日本の歴史を築けたことは私の誇りです。本当に感謝しています」などと語った。 引退後は、NECグリーンロケッツ東葛のアカデミーのコーチとして普及活動を続けていくという。そして「将来的には日本代表のヘッドコーチをやってみたいと考えています」とも語った。 ■田中 史朗 (たなか・ふみあき)1985(昭和60)年1月3日生まれ、39歳。京都府出身。洛南中1年でラグビーを始め、伏見工(現京都工学院)高―京産大―三洋電機(現埼玉パナソニックワイルドナイツ)―横浜キヤノンイーグルスを経てNECグリーンロケッツ東葛。2013年から4季にわたり、スーパーラグビーのハイランダーズでプレーした。日本代表は08年に初選出され、W杯3大会連続出場など日本歴代7位の通算75キャップ。166センチ、75キロ。