「お姉ちゃんに歌ってもらった」シリーズが大バズリ! あの歌ウマな子は誰?
◇偶然から生まれたドライブ動画で注目を集める アニソンカバーとは別に、ショート動画でも大きな反響を呼んでいる。ドライブ動画はどのようにして生まれたのか。 「ショート動画のほうが見られやすいというか、目に触れる機会が多いことを感じていたので、多くの人に知ってもらうために始めました。よく投稿している『お姉ちゃんに〇〇してもらった』という動画は、もともと普通にドライブしている様子を撮りたいなと思っていたところ、偶然に生まれたものなんです」 最近は作詞やオリジナルアニメMV、CGモデリングにも挑戦している彼女。すべて0からの挑戦だったという。 「アニメ制作とCGモデリング初めての挑戦だったので、めちゃくちゃ苦戦しました。素人なので1か月はかかったと思います。ネットで調べると、なんでも出てきてすごい便利だなと思いました(笑)。 作詞はこれまで一度もやったことはなかったんですけど、自分の世界観を発信したいと思って挑戦することにしました。じつは『クラリティ』には裏設定があって、それを概要欄に書いたら、ファンの方がいろいろと考察してくれて、それを読むのが楽しいです」 これまで雫が発表している楽曲は3曲。『クラリティ』と『Bloom』については、どんな思いで作り上げたのだろうか。 「『クラリティ』のテーマとしては、困難にぶつかっても諦めないような心があります。テーマは一応あるものの、物語を読むような感じで、皆さんには自由に楽しんでいただけたらと思っています。 2曲目の『Bloom』もそうですけど、私の経験が歌詞に反映されていることはなくて、とにかく空想の世界を楽しんでもらいたい。私が一人ですべて作っているからこそ、一体感のある世界観になっていると思います」 彼女自身のパーソナリティに迫るべく、趣味について聞いてみると、笑顔でこう話してくれた。 「アニメを見ることが大好きです。それ以外だと旅行が好きで、去年の秋には妹と美術館とか建築を見るために、トルコとイギリスとドイツに行きました。 国内外問わず、いろんな街を見るのが好きなんですけど、日本は47都道府県、全て周りたいなと思っていて、残すところ青森県だけです。 基本の性質としてはインドアで陰キャなんですけど、海外に行くのも楽しいというか、しがらみから逃れられる感じがするんです。まだ海外では行ってない国がたくさんあるので、いつか世界一周したいです」 好きなことを挑戦し続けている彼女だが、今後の目標についてこう語った。 「定量的な目標は定めてないですけど……今の一番の目標は、自分の作品や世界観をもっとたくさんの人に知ってもらいたいです。そして、また新しいことに挑戦していきたいと思っています」 (取材:川崎 龍也)
NewsCrunch編集部