シフィオンテクがコスチュクをストレートで退け準々決勝へ「簡単なことに集中しようと心掛けた」 [シンシナティ・オープン/テニス]
シフィオンテクがコスチュクをストレートで退け準々決勝へ「簡単なことに集中しようと心掛けた」 [シンシナティ・オープン/テニス]
WTAツアー公式戦「シンシナティ・オープン」(WTA1000/アメリカ・オハイオ州シンシナティ/8月13~19日/賞金総額321万1715ドル/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が第15シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)を6-2 6-2で下して8強入りを決めた。 ~シンシナティ・オープンで8強入りを決めた世界ナンバーワンのシフィオンテク選手~ オープニングゲームでサービスダウンを喫したシフィオンテクは続く4ゲームを連取して主導権を握ると5-2から3度目のブレークに成功して第1セットを先取し、第2セットで相手のサービスゲームを2度破って1時間10分で快勝した。 「少し風があってコンディションが厳しかった。だからボールを返し続けるなど、簡単なことに集中しようと心掛けたの」とシフィオンテクは試合を振り返った。 「(午前中はずっと雨が降っていたから)ウォームアップをしないで試合に勝つのは簡単じゃなかったけど、とにかく素晴らしいテニスができてよかったわ」 シフィオンテクは次のラウンドで、第5シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)を3-6 6-3 6-2で破って勝ち上がった17歳のミルラ・アンドレエワ(ロシア)と対戦する。 そのほかの試合では第3シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)、第6シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)、第10シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)、レイラ・フェルナンデス(カナダ)、アナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)、元世界ランク2位のパウラ・バドーサ(スペイン)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。 準々決勝ではサバレンカがサムソノワと、ペグラがフェルナンデスと、パブリウチェンコワはバドーサと顔を合わせる。 ※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手) <シンシナティ・オープン◎8月16日|女子シングルス試合結果> ■女子シングルス2回戦 ○33ジェシカ・ペグラ(アメリカ)[6] 5-7 6-4 6-2 ●35カロリーナ・ムチョバ(チェコ) ○49ジェン・チンウェン(中国)[7] 6-1 7-5 ●52マグダレナ・フレッヒ(ポーランド)[Q] ○55アナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)7-5 6-4 ●53カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)[WC] ■女子シングルス3回戦 ○1イガ・シフィオンテク(ポーランド)[1] 6-2 6-2 ●8マルタ・コスチュク(ウクライナ)[15] ○10ミルラ・アンドレエワ(ロシア)3-6 6-3 6-2 ●16ジャスミン・パオリーニ(イタリア)[5] ○17アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)[3] 7-5 6-2 ●21エリナ・スビトリーナ(ウクライナ) ○25リュドミラ・サムソノワ(ロシア)[10] 4-6 6-0 6-3 ●29エリナ・アバネシアン(アルメニア)[LL] ----- ○33ジェシカ・ペグラ(アメリカ)[6] 6-2 6-3 ●38テイラー・タウンゼント(アメリカ)[Q] ○45レイラ・フェルナンデス(カナダ)6-1 6-4 ●43ディアナ・シュナイダー(ロシア) ○55アナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)7-5 6-1 ●49ジェン・チンウェン(中国)[7] ○60パウラ・バドーサ(スペイン)6-4 6-4 ●62ユリア・プティンセバ(カザフスタン)
テニスマガジン編集部