昨季の台風被害受け対策強化…国内最大級の『海上アスレチック』6日オープンへ 招待された子供から歓声
三重県津市の御殿場海岸に7月6日、「海上アスレチック」がオープンします。5日は地元の小学生らに公開されました。2023年に台風の被害を受けたことから、安全対策を強化しています。 【動画で見る】昨季の台風被害受け対策強化…国内最大級の『海上アスレチック』6日オープンへ 招待された子供から歓声 御殿場海岸に完成した国内最大級の「海上アスレチック」。6日のオープンを前に5日、地元の小学生およそ100人が招待され、滑り台で遊んだり巨大なシーソーに揺られながら歓声をあげていました。
その様子を見守る1人の男性がいました。 FAMIE社長の若林祐基さん: 「夏が来たなって感じです。苦労が多いんですけど、子供達のキャッキャという声だったり『ありがとう』と聞くと、やってよかったなと思います」 若林さんはふるさとの津市の観光を盛り上げようと2023年、初めて海上アスレチックを企画しました。しかし8月、立て続けに発生した台風の影響で、オープンして間もない遊具が海岸に流され、破れるといった被害がでました。 FAMIEの若林由恵さん(2023年8月): 「遊具はすべて撤去して、ネットを張って土のうを置いて、対策はしていたんですけど。3分の1くらいは破れてしまったり、穴が開いてしまったり。ショックですね」 その影響で、10日間の営業中止を余儀なくされました。
2024年はその経験から、対策をしています。 FAMIE社長の若林祐基さん: 「ほとんど(遊具の)揺らぎがないのは、アンカーを5倍にしています。スタッフの数も増やして、より安全に楽しんでいただけるようにしています」 遊具を固定する1個20キロの重りを2023年の5倍の30個に増やし、監視スタッフも増員させるなどの安全対策を徹底しました。 6年生の男の子: 「滑り台が一番迫力があって、すごく楽しかったです」 6年生の別の男の子: 「たまに(海水が)口に入ってしょっぱいけど、それより気にせずに遊んだ方がいいと思いました」
子供たちも安心して楽しめたようです。 FAMIE社長の若林祐基さん: 「正直やめようと思いましたけども、子供たちの笑顔を見るとやってみてよかったですし、三重県津市を色々楽しんでいただけるように、色んなところと連携してやっていきたいと思っています」 海上アスレチックは、9月23日まで開かれます。