立浪竜3年目の逆襲は本当に可能なのか!?川上憲伸氏、吉見一起氏の歴代エースが痛恨の開幕戦を徹底解説
開幕戦から期待通りの一発を放った中田翔選手のコメント
中田翔選手:(開幕戦は)143試合のうちの1試合としか考えていませんし。結果よりも打席で自分のスイングができている事が一番だと思うので。しっかりとそこに関しては自信を持って打席で今後も自分のスイングをしていけたらいいなと思います。
根尾昂投手単独インタビュー「まずは一軍の舞台に。シーズントータルで3勝、5勝と」
先発投手に転向して2年目を迎える根尾昂投手への単独インタビュー。今シーズンへの意気込みやオフからキャンプへの取り組み、そして現在の胸中に迫った。聞き手はサンドラ新MCに就任した光山雄一朗アナウンサーが務めた。 ―今置かれている現在地についてどのように捉えている? 根尾昂投手:開幕のローテーションは入らなかったので、今投げている6人の中に食い込んでいって勝ち取るっていうところが自分の中での目標でもあります。 ―先発に転向した昨シーズンは9月に待望の一軍昇格。2試合に先発して好投したもののプロ初勝利は掴めなかった。当時の心境は? 根尾昂投手:いやもう、その試合はその日で終わりなんで。また次の試合で勝つためにっていう感じで割り切ることしかできなかったですし。「もっとこういう風にしたい」というのが出てきた試合ではありました。 ―オフシーズンはルーキー時代から通い続けている鳥取のワールドウイングジムに。そして、2年ぶりに大島洋平選手の自主トレに参加。投手ではなく野手の大島選手と行動をともにした狙いは? 根尾昂投手:洋平さんとも話はさせていただいていて、「こういう風に考えている」と話したら、「いつでも言ってくれたら力になれると思うから」と言われていたので、こちらからお願いしました。全く違うことをやるわけでもないので、必要な要素も結構あるので。そんなに無かったですね。「野手だから」っていうのは。 ―2月の沖縄キャンプでは今中慎二臨時コーチからアドバイスを仰いだ。教わったのはカーブ。具体的な指導内容、今までとの変化は? 根尾昂投手:僕が投げるカーブがこういう風になっていて、「もう少しこうした方がいいかもね」と話をさせてもらったり、勉強になることばっかりでやっぱり変えたほうが良いなというところに今は落ち着いているんですけど。(Qどう変わった?)バッターの反応が一番なのかなと思いますけど、はい。そんなに…、あんまり言いたくないので。 ―実戦が始まるとそのカーブが冴えわたり結果につながった。およそ一年前の制球難に陥った頃がはるか昔に感じられるほど成長。しかし、球界屈指の先発ローテーションに名を連ねることはできず開幕一軍を逃した。その時の心境は? 根尾投手:ロッテ3連戦(3月22~24日)の前に練習している時に、「こういう経緯でこういう風になったから」と言われて。「またすぐ戻ってこられるようにしっかり投げます」とだけ言いました。 ―「初勝利を掴む」という目標に向けて大事になってくることは? 根尾投手:やっぱり守りのリズムっていうところで僕が投げている時に、守備の時間が長くなる。味方もなかなかリズムに乗れないところがあったので。ピッチングリズムだったりがひとつ大事になるのかなと思います。球数が多いので、1年間投げると考えても1試合10球減らせるだけで、1か月で換算したら4試合あったら40球だったり。理想論ですけど(球数を)減らせるなと。ボールの精度を上げていくことが今は課題なのかなと思います。 ―初勝利を待っているファンに向けて 根尾投手:やっぱり勝っているところでファンの方々に喜んでもらいたいというのはもちろんありますし。僕自身も勝ってその喜びを早く味わいたい気持ちが強いので。まずは一軍の舞台に早く上がることが今の目標ではありますし。上がって投げるだけじゃなくて、勝ってシーズントータルで3勝、5勝と積み重ねていけるように。まずは1勝。まず勝ちます!