「5歳の幼稚園児を叩いた罪」で有罪判決 元教諭の控訴棄却で弁護人「納得いくものではない」上告へ
熊本放送
福岡高等裁判所は、幼稚園児への暴行の罪に問われている元教諭の控訴を棄却しました。 熊本市東区の幼稚園に勤務していた元教諭の臼杵洋子(うすき ようこ)被告(66)は、2022年3月に当時5歳の園児の頬を右手で2回叩いたとして暴行の罪に問われています。一審の熊本地裁で有罪判決を受けていました。 【写真を見る】「5歳の幼稚園児を叩いた罪」で有罪判決 元教諭の控訴棄却で弁護人「納得いくものではない」上告へ きょう(6月11日)の控訴審判決で、福岡高裁の松田俊哉(まつだ としや)裁判長は、最大の争点である暴行を目撃した教諭3人の証言の信ぴょう性について「教諭らが口裏合わせを行って、虚構の事実を供述しているとは到底考えられない」として一審判決を支持し、控訴を棄却しました。 きょうの判決をうけ、臼杵被告の弁護人は会見を開きました。 田尻和子弁護士「納得のいくものではありません。上告の準備をいたします」 このように述べ、上告する考えを示しました。
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