「陸上での出場はない」 世界陸連会長、五輪ロシア勢で
世界陸連(WA)のセバスチャン・コー会長は8日、国際オリンピック委員会(IOC)がロシアとベラルーシの選手について「中立」選手としてのパリ五輪参加を容認したことを受け「陸上での出場はない。われわれの意見は変わらない」と表明した。WA理事会後のオンライン記者会見で語った。 WAは2022年3月に主催大会から両国選手を除外することを表明し、IOCから「中立」選手としての復帰を促されても立場を変えずに継続している。コー会長は「出場資格や選手選考の優先権は各国際競技連盟にある。それぞれのスポーツのために判断を下すのが正しいことだ」と主張した。(共同)