高野連会長、白球を持ってあいさつ「ボールと仲良く」 センバツ
第95回記念選抜高校野球大会の開会式が18日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)であり、日本高校野球連盟の宝馨会長がセンバツの試合球を持ちながらあいさつするユニークな場面があった。 【4年ぶりに選手全員が行進…開会式を写真で】 宝会長は「みなさんが大好きな物を持ってきました」と、センバツで使用される試合球を手にして出場校の選手に見せた。宝会長は「この試合ボールは、ものすごい求心力がある。全国十数万人の高校野球部の部員のみなさんの憧れであります。全国何千万人もの野球ファンのみなさんは、この白いボールに一喜一憂してくださいます」などとあいさつした。 さらに、選手に対して「この白いボールを大事にしてください。このボール、バット、グローブ、野球の道具、グラウンドを大事にしてください。一球一球、一つ一つのプレーを大事にしてください。そして、この白いボールと仲良くなってください。仲良くなれば、ファインプレーも生まれます。球際にも強くなります」と話し、最後に「みなさんのすがすがしい、はつらつとしたプレーを期待しています。頑張ろう!」と激励した。【川村咲平】