石川の和倉温泉「総湯」営業再開 地震後初の一般客開放、第1号
能登半島地震の影響で休業していた石川県七尾市の和倉温泉の日帰り入浴施設「総湯」が26日、営業を再開した。和倉温泉旅館協同組合によると、地震後、和倉温泉での一般開放は総湯が第1号という。 運営会社によると、地震で源泉から湯を引く配管が損壊した上、地域一帯が断水したため営業を中断。地震前は近所の常連客や観光客でにぎわい、土日はおよそ700~800人が利用していた。 小泉孝史社長(74)は「和倉温泉がもう駄目だと思われてしまわないよう、温泉が出ていることが目に見えるようにしないといけない」と再開を急いだ思いを吐露。「総湯はまちづくりの中心。まず日帰り客に来てもらえれば」と話した。