新潟県内30市町村の平均所得ランキングがまとまりました。 1位は10年連続で変わりません。 皆さんの市町村は何位でしょうか? 【表で確認】1番豊かな自治体は?「市町村民所得ランキング一覧」新潟県 加茂市や魚沼市など人口3万人前後の規模の小さい市のほか、ほぼ全ての市町村で前年から金額は増えていて、景気の回復感もうかがえます。 柏崎市や三条市といった人口10万人規模の市が続き、11位から上が、新潟県平均の292万円を上回る市町村となります。 県庁所在地の新潟市は10位でした。 【記者リポート】 「市町村民所得は、直接、平均給与や平均収入を表すものではありませんが、経済指標の一つです。新潟市の10位という数値、市民はどう感じているのでしょう?」 【60代男性】 「トップじゃないんですね、一番人間がいるのに。子ども少ないですよね。やっぱり、それを考えるともっと子どもに関する負担を支援策で少なくすればいいと思んですよね」 【40代女性と小学6年生の親子】 「（母）意外と低いですね」 「（子ども）1位とか3位くらいだと結構高いと思った。東京みたいにもっと人口が増えてくるといいかな」 トップ5を見てみますと、5位は妙高市、4位は原発がある刈羽村、そして3位は湯沢町の382万円です。 なぜ湯沢町がこんなに上位なのでしょうか? 【湯沢町　田村正幸 町長】 「多くの企業があったり、高速道路の更新であったり、あるいは奥清津の水力発電所関係の償却資産とか、そういうものが入っていると…」 また田村正幸町長によりますと、町にはリゾートマンションが57棟あり、それらをあわせた固定資産税だけでも8億円近くの収入があることも、理由の一つです。 湯沢町では、この財源をもとに、子育て支援や移住支援策に特に力を入れているそうです。 【湯沢町民】 「子どもの医療費。例えば病気にかかったり検査したりするときも補助が出ているので、基本お金がかからない」 【埼玉から移住して10年目】 ― 若者が夢を持ったり、起業したり? 「特にそう思う。都会からも来て、ITの企業が湯沢に移住してきたなんて…」