トヨタの世界生産台数見通し、30万台減の970万台に下方修正…生産回復目指す
トヨタ自動車は6日、2025年3月期の世界生産台数見通し(トヨタ、レクサス両ブランド)を、従来の1000万台から30万台減の970万台に下方修正した。中国での販売不振や、国内での不正に伴う生産減などを踏まえたとみられる。
国内生産は従来見通しから7万台減の328万台、海外生産は23万台減の642万台を見込む。
宮崎洋一副社長は同日の決算記者会見で、「後半期はグローバルで年間1000万台の生産ペースに戻す」と述べ、安全管理や品質の見直しを通じ、生産回復を目指すとした。