NY株、続伸 498ドル高、インフレ警戒和らぐ
【ニューヨーク時事】週末20日のニューヨーク株式相場は、米インフレ指標が予想を下回ったことを受けて物価高への過度な警戒感が和らぎ、続伸した。 優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比498.02ドル高の4万2840.26ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は199.83ポイント高の1万9572.60で引けた。 米商務省が朝方発表した11月の個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比2.4%上昇と前月から伸びが加速。取引開始直後はもみ合いとなったが、伸び率が市場予想を下回ったため、買い安心感が広がり、金融株など幅広い銘柄が値を上げた。