コーチェラ・フェスティバル2024、2週目のハイライト集|大絶賛のラナ・デル・レイや賛否両論のLE SSERAFIMも
現地時間4月19日(金)から21日(日)にかけてコーチェラ・フェスティバルの第2週目が開催された。ヘッドライナーの歌姫たちが披露した必見シーンから、注目のアーティストのステージまで、話題を集めたハイライトをお届けする。 【写真】コーチェラ2024、ルセラたちのファッションと来場者のフェスコーデを総覧
1ラナ・デル・レイ、サッドコアな舞台を披露
先週、ビリー・アイリッシュを迎えてしっとりしたステージを披露、「コーチェラ史上最もフェスらしくないヘッドライナー」と大絶賛されたラナ・デル・レイ。2週目の19日(金)のステージにはラテンの歌姫、カミラ・カベロが登場。ニューシングルの「I Luv It」でステージを盛り上げた。ラナはところどころ歌いつつも、踊りながらカミラの歌を楽しむのに徹していた。 カミラはパフォーマンス後、SNSでラナにメッセージ。「ここに立てたことはとても名誉なこと。あなたのことが大好き」。先週のビリーに続きカミラも、ラナ信者であることが明らかに。
カミラというサプライズなゲストはあったものの今回のステージもサッドコアの女王、ラナらしい美学と雰囲気に満ちていた。インスタグラムでは常にインスピレーション源だという心理学者にして作家のクラリッサ・ピンコラ・エステスに感謝のメッセージ。こんなところも文学的でラナらしい。
先週に続いてラナはバイクに乗って入退場。「Summertime Sadness」や「Bartender」、終盤にはジョン・バティスタのピアノと共に「Candy Necklace」を歌い上げ、ポールダンスも披露するとバイクに乗って去っていった。ステージの後には、そのシーンをインスタグラムにアップ、「おとぎ話はいつもハッピーエンドを迎える」という言葉で締めくくっていた。最後まで彼女の美意識が貫かれたステージになった。
サブリナ・カーペンター、ノラ・ジョーンズと共演
1日目、ラナと並んで絶賛されたのがサブリナ・カーペンター、なんと2000年代初めにジャジーなメロディと柔らかな歌声で日本でも多くのファンを獲得したノラ・ジョーンズを舞台に招待した。「7歳の頃から知っている歌をパフォーマンスする、というサブリナの前振りで始まったのはノラの代表曲「Don’t Know Why」。