<箭内夢菜>「9ボーダー」川口春奈の「プロ意識の高さを改めて感じた」 後輩役は“ぶりっ子キャラ”を意識
俳優の川口春奈さんが主演を務める連続ドラマ「9ボーダー」(金曜午後10時)の第4話が、5月10日に放送される。七苗(川口さん)の後輩で、仕事のオン・オフをきっちり切り替える性格の西尾双葉を演じているのは、箭内夢菜さん。川口さんの印象や役作り、撮影中のエピソードを箭内さんに聞いた。 【写真特集】7年前の夏! 箭内夢菜「ミスセブンティーン」に輝いたころ 当時何歳? 驚きの美スタイル
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--役作りをするときに大切にしていることを教えてください。
初めて台本を読んだときの第一印象を、忘れないように心がけています。文脈としてのセリフのニュアンスを確認しながら「こういう口調で話してそうだな……」と。初めに感じた印象をもとに自分の性格と照らし合わせたり、比べたりしながら、共通点を探す作業をしています。
西尾双葉はキャピキャピしたイマドキの女の子、ぶりっ子キャラといいますか(笑い)。そういう部分を意識しながら演じています。
--箭内さんから見た川口春奈さんの新しい一面が垣間見られたエピソードがあれば教えてください。
私だけが知っているわけではないと思うのですが……花粉と黄砂に弱いということですかね(笑い)。撮影中もすごくつらそうでしたが、カメラの前だとそんな様子を全く出さず、プロ意識の高さを改めて感じました。
--双葉役を演じるにあたって難しかったところはありますか?
イマドキ女子の双葉はキャピキャピしていて、劇中では川口さん演じる七苗にイラッとされている印象の役だと思います。けれども彼女自身、内面では秘めたる情熱もあって、頑張り屋さんの部分もちゃんと持っている子なんです。
撮影現場ではふくだももこ監督とも限られたセリフでどう表現するのが伝わりやすいか、毎回相談をしています。セリフの言い方やちょっとした表情のニュアンスで、だいぶ印象が変わってしまう役柄でもあるので、そこをどのように表現していくか、双葉はその点がとても難しかったです。
--“ハイセンス”が散りばめられている本作ですが、箭内さんのテンションが上がるポイントを教えてください。