工務店の職人が児童の卒業制作を指導【長野・松川町】
松川町の小学校で、6年生が卒業制作の木工作品を作りました。その技を教えたのは、工務店の職人です。 松川中央小学校の6年生が卒業制作で作るのは、木製の棚です。飯田市の井坪工務店は、物づくりを通じて物を大切にする心を養ってもらおうと、5年前から職人が卒業制作を指導しています。 児童は職人の指導を受けながら、金づちや電動ドリルを使って棚を組み立てて行きますが… 「両手で押さえろ、両手で押さえろ言われてるやん」 小学校では図工の授業が減っていて、ほとんどの児童は本格的な木工工作初体験です。 ■6年生 「釘も打ったことなくて、工作系はあんまりやったことないです。結構腕の力を使う、難しい」 ■6年生 「すごいいい体験で面白いです」 職人に教えてもらいながら、なんとか完成させました。 ■6年生 「ぐるぐるぐるって入れるところが難しかったです。95点くらい」 (マイナス5点は?) 「釘を入れすぎちゃったところとか、斜めったりしたところです。楽しかったです」 この卒業制作は、飯田市と松川町の小学校およそ300人の6年生が体験します。