山本舞香&岡山天音が10年ぶりの共演!岡山「本当に"姉さん"です。尊敬しています」ドラマ『令和の三英傑!』
12月11日(水)と18日(水)に2週連続で放送される、中京テレビ開局55周年記念ドラマ『令和の三英傑!』。 【写真を見る】山本舞香と岡山天音が出演する中京テレビ開局55周年記念ドラマ『令和の三英傑!』 本作は、愛知・名古屋愛を前面に押し出した突飛なキャラクターが大集合するハイパーコメディードラマで、東海三県下で三英傑と称される愛知出身の武将・織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の直系子孫だと信じて疑わない人々による、意地とプライド、血筋をめぐる争いの物語。 愛知県名古屋市出身の堤幸彦が原案と演出を手掛け、主人公の織田よし乃を演じるのは山本舞香。岡山天音が織田家とは犬猿の仲である豊臣家の末裔(?)木下藤吉を演じ、徳川春日を演じるのは、愛知県名古屋市出身の平野綾。他にも、佐藤二朗や岐洲匠、平野莉玖などが出演する。 今回はこの作品で10年ぶりの共演となった山本舞香と岡山天音にインタビュー。お互いの印象や撮影のエピソード、作品の魅力について語ってもらった。 ――お互いの第一印象や、撮影を通しての印象を教えていただけますか? 山本「天音くんとは10年ぶりにご一緒させていただきました。10年前は、あまりしゃべらないイメージだったのですが、今回ご一緒させていただいて、印象がガラッと変わりました。今ではプライベートでも石田順平役の(岐洲)匠くんも交えてご飯食べたりするくらい仲良しですね。お友達です!」 岡山「僕の誕生日が現場中にあったのですが『誕生日でしょ、ご飯行くっしょ!』って岐洲くんや現場のスタッフさんみんなとご飯屋さんに連れて行ってくれました。最初に知り合ったのが16歳くらいだったので、大人になったなと思いました。撮影が終わる頃には"姉さん"という感じで僕がついていく形になっちゃって。圧倒的にかっこいい人という印象です」 山本「嬉しいです。結婚式のシーンで『僕には太閤秀吉の血が流れているんだよ』というセリフがあるのですが、そのセリフで、天音くんの藤吉としての気持ちを感じて涙が出てきました。すごいお芝居をされる方だと感じて、撮影後2日くらいは余韻にひたっていましたね」 ――ご自身の演じられた役と、ご自身の共通点や好きな点はありますか? 山本「家族には思ったことをものすごい勢いでワーッと伝えるけど、好きな人に対して女の子になる感じは、私自身とよし乃ですごく離れているとは思わないですね!」 岡山「藤吉の好きな部分は自分の世界観があるところです。それゆえ周りが見えていなかったり、1人で突っ走っちゃったりする部分もあって、周りからすると天然で不思議ちゃんな部分もあると思いますが、面白いなと思いますね」 山本「天音くんも天然だから...」 岡山「いや、天然ではないね!」 一同笑い 山本「みんなでごはんたべていても、急に1人の世界に入ったりすることあるよ(笑)!」 岡山「それはおいしすぎたから(笑)!山本さんが連れていってくれたご飯屋さんが、人生で一番おいしくて!自分の世界入らざるを得ないというか、舌に意識が持っていかれちゃって喋れなくなっちゃう(笑)」 山本「天音くんをいろんなご飯屋さんに連れていきたくって。連れていきたいお店はまだあるからね」 岡山「本当に"姉さん"です。尊敬しています」 ――撮影されている中で印象に残っているエピソードはありますか? 山本「暑かったよね!」 岡山「大通りや商店街など地元の人がたくさんいらっしゃる場所で撮影したので、すごくドキドキしました。あと結婚式のシーンとかもありましたね」 山本「2日間かけて大変だったね」 岡山「コメディシーンは、訳わかんないぐらい笑った!」 山本「笑ったらいけないシーンなのに二朗さんが変なことばっかり言って、本当におもしろかった!」 岡山「面白いよな~。よし乃と藤吉の真剣なシーンや、派手な動きがあるシーンもありましたね。堤さんがくださる演出は自分では台本から思いつかないものが多くて、堤さんの中で線が通っている演出だったので、全部のシーンが必然的に濃く印象に残っていきました」 ――演じられたキャラクターにどんな印象を持っていますか?また、役作りで意識したことはありますか? 山本「織田信長は乱暴なイメージあって、豊臣秀吉は普通、徳川家康は優しい、というイメージがありますね。私は性格的にはきっと徳川家だと思う。私はホトトギスを殺さないから。鳴かぬなら鳴くまで待とう側ですね。鳴かぬなら殺してしまえとは言わない。鳴かせてみせようともならない。その鳥の気分があるから(笑)」 一同笑い 山本「やっぱり、待つタイプかな。乱暴に物事を進めようとは思わないので、織田信長とは反対の性格だと思う!」 岡山「役作りで言うと、コメディではありますが、藤吉の眼差しや必死さはちゃんと本物として取れるように演じられたらいいなと思いました。コメディとして落とし切っても面白いかもしれないですが、それだけではない人の思いもしっかりと汲んでいるドラマだと感じていました。信念を持って生きている藤吉を表現できたらなと、堤さんにも相談していました」 ――作品の魅力はどこにあると思いますか? 山本「やっぱり敵対している3つの組織、織田や徳川、豊臣がありますが、『みんなでハッピーになろうよ』っていう。『昔にとらわれずに、幸せになろうよ、令和だしさ』っていう。"令和"というのがきっとみそのかな。平野(莉玖)さん、天音君、(佐藤)二朗さんなど、キャストの方々も豪華ですよね。こんな錚々たる方々と一緒にお芝居できてすごく楽しいなと思いました。堤監督の演出でできるというのも、女優としても、山本舞香としても、貴重だなと思います。難しい話ではなくて、笑いながら家族で見られる楽しいお話なので、気軽に見ていただけたらなと思います」 岡山「ドラマを見て、気楽になっていただけたらなと思います。シンプルな気持ちで今年を納めて、来年に向けて余計な垢を落として、楽しんでもらえる作品だと思います。堤監督節の小ネタが満載ですし、僕も現場でそういうものに驚かせられながら楽しんで演じていました。年末年始にピッタリな楽しいドラマです」 文=HOMINIS編集部
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