進まない企業のセキュリティ対策、背景に「経営層の理解不足」 解決策は?
広がるフリーランスの活用、企業のセキュリティ対策を後押し
上述のようにセキュリティ人材の確保が困難な現状を受け、人手不足を補う手段としてフリーランスを活用する企業が増加しています。 実際に、レバテックフリーランスでもセキュリティ関連の案件数は直近3年で3倍以上に増加しており、案件倍率は10倍を超えています。 フリーランスは短期間での対応や特定のプロジェクトにおいて即戦力となる可能性が高いため、セキュリティ対策の強化を急務とする企業にとって、柔軟かつ効果的な解決策として注目されつつあるのではないでしょうか。
著者プロフィール:芦野 成則
レバテック株式会社 リクルーティングアドバイザー 一橋大学を卒業後、官公庁に5年半勤務し、2019年にレバレジーズに中途入社。 レバテックのキャリアアドバイザーとして、年間約300人以上のエンジニア・ITコンサルタント向けのキャリア支援を行い、その後ハイクラス専任チームの立ち上げに従事。 現在は企業の採用支援を行うリクルーティングアドバイザーとして、人事目線での社内実情やIT人材の転職市場動向を踏まえ、多角的な視点から採用支援を実施。
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