屋外駐車時に必須のサンシェード

まだまだ日差しの強い日が続くけれど、夏場の必需品ともいえるカー用品が「サンシェード」。屋外駐車時、フロントウインドウを覆っておくだけで室温の上昇を防ぐ効果がある。とはいえ、それほど使用頻度が高くなければできるだけ安く済ませたいものだ。 【画像を見る】詳しい使い方 本誌スタッフが足を運んだのは100円均一ショップの「ダイソー」。100円均一ショップながら、ちょっと質感の高い330円の商品もあり、 “使えそう”なアイテムを手に入れることができた。 「タッチアップ式フロントガラス用サンシェード ジャンボサイズ」（330円）は、コンパクトに収納できる開閉式のサンシェード。ジャンボサイズとのことだが、寸法は横約140cm×縦約87cmで、パッケージの適合車一例にはアクア、プリウス、フィット、リーフなどの車名が並ぶ。 一般的には標準といえる程度の大きさで、今回取材で使用したヤリスクロスにはやや大きめというサイズ感だった。

上部中央には切れ込みがあり、ドライブレコーダーなどを避けて取り付けられる

パッケージには収納された状態で入っており、たためばドアサイドポケットやシートバックポケットに無理なく入るサイズ。 内部にリング状のバネが2組仕込まれていて、この反力で一瞬にして最大サイズになる。バネの力はそれほど強くないのでケガの心配もまずないだろう。 フロントウインドウに立てかけ、サンバイザーで押さえるのは一般的なサンシェードと同じ。たたむ際には二つ折りにした状態で8の字にひねり、端に取り付けられているゴム紐をかければOK。 素材は100円均一ショップの商品にありがちな超薄手のナイロンに比べると、ややしっかり感がある。330円だけに100均商品よりはワンランク上の印象。車内側は黒、車外側はシルバーのコーティングが施されている。質感は決して高くはないのだが、必要十分といった感じだ。 そして驚いたのが窓の隅々までしっかり覆えること。中央上部には切れ込みが設けられていて、ルームミラーの裏側までカバーする。ウインドウの四隅まできっちり埋められる耳のようなパーツまで付いている。 薄手なので耐久性は心配だが、使い勝手の高さは330円クオリティを完全に超えている。 人気商品だけにこの時期での在庫はきわめて少ないので、もし店頭で見つけたら絶対に“買い!”だ。