「幸多き一年を」初詣の参拝者でにぎわう 福島県の県南地方の神社・仏閣
大みそかから正月三が日にかけ、福島県の県南地方の神社・仏閣では、福を求める初詣の参拝者でにぎわった。 【須賀川市・神炊館神社】1日午前0時を回ると、太鼓の音が響き、祈禱(きとう)が行われた。参拝者が手を合わせ、新年の幸福を願っていた。無病息災などを祈る「神炊館の輪」が境内に設けられた。 【鏡石町・鏡石鹿嶋神社】干支(えと)の巳(み)にちなんだヘビを描いた大型絵馬を掲げた。版画家の西村沙由里さんが手がけた。参拝客がお守りを買い求めたり、おみくじを引いたりして一年間の幸せを願った。 【棚倉町・山本不動尊】元日から大勢の参拝者が訪れ列をつくった。さい銭を投げ入れたり、鐘を突いたりして家族の幸福などを願った。縁起物の他、アユの塩焼きなどの出店が並んだ。 (県南版)