インから押し切った瓜生正義が通算4回目の福岡GI制覇/ボートレース福岡・チャンピオンカップ
ボートレース福岡のGI「福岡チャンピオンカップ 開設71周年記念競走」は13日に最終日を迎え、12Rで優勝戦が行われた。 スロー進入も示唆していた6号艇の西山貴浩は、展示、本番ともにダッシュの6コースを選択。123カド456の枠なり進入になった。コンマ11のトップスタートを決めた5号艇の渡邉和将がスリットで伸びかけたが、内艇も伸び返して1Mの攻防へ。インからコンマ13の負けないスタートを決めた瓜生正義がグリップを利かせて、イン先マイに成功。バック中間地点でセーフティリードを築いた。 対抗人気の毒島誠は2コース差しを狙ったものの、瓜生の引き波に乗って後退。握った渡辺浩司に、ブイ際を差した大上卓人、さらに渡邉和が絡んだ次位争いは、1周2Mで外の渡辺浩を牽制して握った大上が浮上。3番手は渡辺浩が守り、大勢が決した。2連単1-4は1,150円(4番人気)、3連単1-4-3は4,360円(15番人気)。 瓜生は3月住之江周年に続く、今年3回目の優勝。当地では16年10月SGダービー以来、当地周年記念は07年9月54周年以来、17年ぶり2回目のVとなった。「仕上がりがどうかなという部分があったので、1日中緊張していました。展示は少し怪しかったけど、本番はすごく良かったですね。博多で優勝できたのは嬉しいし、感無量って感じです。この優勝で喜びすぎず、気を引き締めてグランプリに向かうことができればいいですね」と次走に控える今年の総決算へ向けて、決意を新たにした。
マクール