ミス…電気代815万円超を払い過ぎてしまう 東電が誤って請求 支払った市、返還を求める 街路灯でかかった料金 業者が異変に気付いて発覚 契約変更するも東電がシステム入力せず
埼玉県さいたま市は17日、市が管理する公衆街路灯の電気料金約815万円を東京電力エナジーパートナーズ(東電EP)に過払いしていたと発表した。 ミス連発の女性主任を処分 市民に税137万円超を誤納付させ、別人に書類送付、告知怠り、問い合わせ多数
蛍光灯や水銀灯などを発光ダイオード(LED)化し、省エネや経費削減をするための契約変更で処理漏れがあり、請求額が誤っていた。市によると、7月にLED化事業ESCO契約で委託している業者から、変更契約申請が電気料金に反映されていないとの報告があり、発覚した。 業者と東電EPが調べたところ、申告漏れがあったのは、2019年3月~20年3月で変更した約6万3千件のうちの422件。過払いは今年10月分までの計約815万3千円だった。電力契約の変更申し込みを東電EPがシステム入力していなかったミスとして、市は過払い分などの返還を求めるという。