RSVP Galleryが15周年を記念してAGOLDEとのコラボレーションと限定ブックを発売!
東京・銀座の「Casanova Vintage Ginza」にてイベントを開催。
ドン・C(Don C)と故ヴァージル・アブロー(virgil abloh)が立ち上げたアメリカ・シカゴの革新的なコンセプトストアRSVP Galleryは、設立15周年を記念し、アメリカ・LA発のデニムブランド、エー・ゴールド・イー(AGOLDE)とのコラボレーションを発表。この15周年の節目の一環として、去る2024年12月20・21日の2日間にわたり、話題のヴィンテージショップ「Casanova Vintage Ginza」にてイベントを開催した。それに伴い来日したドン・Cにコラボレーションについて訊いた。 【写真の記事を読む】東京・銀座の「Casanova Vintage Ginza」にてイベントを開催した。
──RSVP Galleryは、設立15周年の節目を迎えましたが、これまでを振り返っていかがですか? RSVP Galleryがひとつのプラットフォームとして、シカゴのコミュニティ構築の重要な役割を果たしてこれたことです。この15年間、僕らの周りのたくさんの友人がブランドを立ち上げ、みんなの持っているアイデアをカタチすることでコミュニティを発展させてきました。いま、振り返って見ると、RSVP Galleryがその一端を担えたこと、それに尽きます。 それに加え、これまでにポップアップをたくさんやってきて、N.E.R.Dやジャスティン・ティンバーレイクからローリングストーンズまで、アーティストとのコラボレーションも数え切れないほどやってきました。そうした経験の積み重ねによってRSVP Galleryがファッションとカルチャーのハブになってこれたし、世界中で僕らが見てきたものを持ち帰ってシカゴから新たに発信することで若い世代に夢を与える架け橋になれたことも誇りに思っています。 ──コレクションのなかでお気に入りのアイテムは何ですか? これ!と選ぶのは難しいのですが、バーシティジャケットやラグビーシャツなど、僕が高校生の時に着ていたような、ノスタルジーを感じるオーバーサイズのアイテムがお気に入りです。それに加えて、腕にタトゥーを入れているアストロボーイをデザインしたTシャツも見逃せません。祖母が日本に住んでいたので、4歳の時に初めて日本に来た時に玩具を買ってもらったのがきっかけでアストロボーイを知ったのですが、それ以来大好きなキャラクターのひとつです。 日本のカルチャーからたくさん影響を受けていますが、日本人の奥ゆかしくも嫌味なくストレートに物事を伝える絶妙な距離感はビジネス面において大切に心がけています。 ──コラボレーションについて、今後の展開を教えてください。 エー・ゴールド・イーは、シチズンズ・オブ・ヒューマニティ(Citizens of Humanity)とのパートナーシップを結んだことで、RSVP Galleryに新しい命を吹き込み、販路も拡がったことで世界中にコレクションを届けられることが可能になりました。このコラボレーションを常に創造的な表現と革新を賞賛してきた市場である日本で紹介出来ることに興奮しています。 ──最後に、20周年へ向けての目標はありますか? 20周年を祝したフェスの開催です。RSVP Galleryをスタートしたとき、シカゴのアイコニックなモニュメント、クラウド・ゲート / ザ・ビーンでコンサートを開催したので、音楽インベントは僕らの原点でもあります。いまの若い世代は、500ドルの洋服は買わなくても、有名なフェスには500ドル以上を払って、フェスの体験に価値を見出していますから、新しいカタチのフェスを開催して幅広い世代をインスパイアしたいですね。 RSVP Gallery 2009年に設立されたRSVP Galleryは、アート、ファッション、コミュニティを融合させた先駆的なコンセプトストア。アヴァンギャルドでストリートウェアなアイテムの厳選されたセレクションで知られるRSVP Galleryは、カルチャーのビーコンとなり、何世代ものテイストメーカーに影響を与えている。